
それは「体育」「食育」と同じように、
これから成長していく子どもたちの基礎を形作るもの。
「読むこと」がすべての学習の基本となり、
さまざまなチカラが育まれる。
それが数研出版の考える「読育」のあり方です。
単に知識を得るための手段としてだけ、文章を拾い読む。 それだけでは、本当に必要なチカラを育てられません。
「読むこと」を楽しみながら、
自分で考え、自分で答えをみつけられるようになる。
そんなチカラを養うことが大切です。
「読むこと」がしっかりできるということは、
課題に対する読解力が身につくということ。
それはやがて、自分から学習する習慣へとつながります。
そして、どんな学問だって理解することができ、
どんな難問にだって取り組むことができるようになるのです。
数研出版は、この考え方を元にして、教科書作り、
参考書作りに取り組んできました。
たとえ難解な内容であっても、
一字一句を丁寧に読み取っていけば、
きちんと理解できるようになっている。
流れに飛躍がなく、必要な内容が網羅されている。
わからないことが出てきても、
適切なところから読み返せるように、整理されている。
自分のチカラで学習を進められる、
「自学自習」のできる一冊である。
そんな一冊を、作り続けていきます。