科学ライター・鍵本聡が、中学生の数学理解レベルに合わせて東京大学の入試問題の解法を展開する新しい“理系読み物”。
傾きと相似、判別式と二次・三次方程式、立体と確率、円周率の概算、素因数分解と数列など、1980年代から2000年代までの入試問題から7題を厳選。どこから太刀打ちしていいかわからないタイプの問題を、入試問題→答案例→解説の構成で丁寧に検証。問題文をどのように理解し、直面した状況に持てる知識だけでどう立ち向かうのか。数学の入試問題を通して東大が求める「頭の良さ」が見えてくる。
学生だけでなく、数学から遠ざかっている一般社会人にもオススメ。