C.O.D (The Concise Oxford Dictionary)には、CHART――Navigator's sea map, with coast outlines, rocks, shoals, etc.――と解いてある。海図――浪風荒き問題の海に船出する若き船人に捧げられた海図――問題海の全面をことごとく一眸の中に収め、もっとも安らかな航路を示し、あわせて乗り上げやすき暗礁や浅瀬を一目瞭然たらしめるCHART!
(旧版チャート式代数学巻頭言より)




学習とは、いわば見知らぬ大洋をたったひとりで航海していくようなもの。そのさい、唯一の味方となるのは、正しい進路を発見し、解答という港へと導いてくれる海図(チャート)です。チャート式は、数研出版が、60余年の伝統と実績をもって磨き上げてきた学習の羅針盤です。
チャート式解説とは、「学習内容の重点をおさえ、生徒自身が問題の急所がどこにあるのか、その解法をいかにして思いつくかをわかりやすく示す」ことに主眼があります。
指針→CHART→解答に沿って、(1) 基本となる事項を、定義や公式という形で覚えるだけでなく、問題解決に役立つ形でとらえていく。(2) 問題と基本となる事項の間につながりをつけること考えていく。これを端的にわかりやすく示したものがチャートです。
指針→CHART→解答に沿って、(1) 基本となる事項を、定義や公式という形で覚えるだけでなく、問題解決に役立つ形でとらえていく。(2) 問題と基本となる事項の間につながりをつけること考えていく。これを端的にわかりやすく示したものがチャートです。
このチャート式が、内容を大きく一新。当初からのコンセプトはそのままに、より見やすく分かりやすく生まれ変わりました!
●チャート、及びチャート式は数研出版の登録商標です●
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ちょっと難しい質問をします。――君は、どういう人を「えらい人」だと思っていますか? 勉強ができる人でしょうか。会社に入って出世する人でしょうか。才能があって有名になる人でしょうか。それとも、何かすごい発明をして歴史に名を残す人でしょうか。確かに、そういう人たちは、「えらい人」にちがいありません。でもそれは、偏差値の高い学校に入ったから、出世したから、有名になったから、歴史に名を残したから「えらい」のではありません。
たとえば、世界で活躍する有名なサッカー選手。彼は、決して有名になるためにサッカーをやっているのではありません。もっとサッカーがうまくなりたい…その思いが誰よりも強く、その結果、たまたま世界で活躍する有名な選手になったのです。飛行機を発明したライト兄弟は、決して、歴史に名を残そうとして飛行機の発明に成功したのではありません。むしろ、そう思っていたら成功しなかったかもしれません。彼らは、空をとんでみたい!という思いが誰より強かったから、飛行機を発明できたのです。
つまり、ある意味、‘結果’はそれほど重要ではないのです。成功した人が「えらい人」で、失敗した人は「えらくない人」ではないということです。問題は、あることを達成しようとする‘思い’、いってみれば‘熱’みたいなもので、その熱が人一倍強い人が、「えらい人」といえるのだと思います。熱がしっかり強ければ、行動は自然についてくるものです。
勉強や、受験に関しても、同じことが言えます。試験でいい点をとること、大学に合格することは、もちろん素敵なことです。でも、もっと大切なことは、こんどの試験では前回よりももっといい点をとりたい、あの大学に絶対に入りたい、という思いをどれだけ強く抱き、どれだけ具体的に行動したか、ということです。
たとえば、ある大学を受験した2人、A君とB君がいたとします。A君にとってその大学は第一志望で、必死にがんばったが結果は不合格。一方、B君にとってその大学はすべりどめにすぎず、結果はラクラク合格。えらいのはどちらか?――結局は合格したB君が「えらい」のではないか、と考えるのは思いちがいです。
本当の意味で「えらくなる」ということは、いい点をとることでも、出世することでも、輝かしい成功事例を積み上げることでもありません。よりたくさんの人に感動や勇気を与え、それゆえに、よりたくさんの人に尊敬され愛される、そういう「素敵な大人」になることです。そして、そういう素敵な大人とは、たいてい、若い頃から何かに対する‘熱’を誰よりも強くもちつづけている人なのです。
勉強でも、スポーツでも、趣味でも、ジャンルは何でもよいから、10代のとき、そこにどれだけ熱くなることができるか。今しかできないことを、今どこまでやれるか。
君の場合は、どうだろう。
さぁ、いっしょにがんばろう。 チャート式
新制度チャート式シリーズ巻頭言より
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