数研国語だより

チャート式の数研出版 数研国語だより第57号
2026.3.3
授業で役立つ!教授資料付属データのご紹介
弊社教科書の教授資料はデータが充実。「こんな資料が欲しかった!」に応える活用法の一部をQ&A形式でご紹介します。
Q1
A1
 
 
Q2
A2
 
 
Q3
A3
このほかにも、教科書教材を使用した速読問題 ※1漢文ツール「 かりがね 」・漢文エディタ「 ひしくい ※2 など、さまざまな運用にお役立ていただけるデータ類がございます。ぜひご活用ください。
教授資料についてはこちら
※1:速読問題についてご紹介しました「数研国語だより 第49号」のバックナンバーページはこちら
※2:漢文ツール「雁」・漢文エディタ「鴻」についてご紹介しました「数研国語だより 第55号」のバックナンバーページはこちら
 
 
チャート×ラボからダウンロード! 指導用データのご紹介
2026年4月より使用開始となる改訂版「現代の国語」「言語文化」教科書の教授資料には様々な指導用データが付属しています。

今回はその中でも、教授資料付属DVD-ROMには収録されておらず、「チャート×ラボ」からダウンロードしてご利用いただける指導用データをご紹介します。

ぜひ授業や課題、テストにてお役立てください。
「チャートラボ×ラボ」からダウンロード・利用できる指導用オンラインコンテンツ
※改訂版から新しくご用意したデータに「NEW」を、教科書非掲載の文章を含むデータに「追加題材」を記載しています。
※解説動画は弊社ウェブサイト上でストリーミング配信します。(ダウンロードはできません。)
※上記、指導用データは今後更新される場合もあります。
※「論理国語」「文学国語」「古典探究」(初版)の教授資料については、上記とは異なる部分がございます。
指導用データ一覧はこちら
教授資料についてはこちら
 
 
加藤徹先生コラム
 漢字とナショナリズム 
世界の文字を見渡すと、ナショナリズムと結びつきやすい文字と、そうでない文字とがある。漢字やハングルなどは前者、ローマ字などは後者だ。

私たちはラテン文字(ローマ字)やアラビア数字を使うとき、それを「イタリアの文字だ」とか「アラブ諸国の文字だ」と意識することはほとんどない。ラテン文字もアラビア数字も、人類の共有財産だ。

ところが、こと漢字となると「漢字は中国の文字だから、使うべきではない」といったナショナリズム的な言説が、しばしば現れる。朝鮮半島やベトナムなどで漢字の使用をやめた一因も、近代以降のナショナリズムである。

一方、私たち日本人は「漢字は外国の文字だ」という意識が比較的薄い。なぜか。日本の漢字文化がオリジナリティをもっているからだ。漢字に訓読みを与え、仮名と組み合わせて用いる混ぜ書きの仕組みは、日本独自の文字体系だ。近代以降、日本人が考案した大量の和製漢語は、中国や朝鮮半島、ベトナムへ輸出された。

日本人は、漢字文化を受け入れるだけでなく、発展させ、中国にも大量に和製漢語を逆輸出した歴史的経験をもつ。だから、漢字に対して、過度なナショナリズムに左右されない自信をもっている。

漢字は中国に起源をもつが、すでに東アジアの共有財産となって久しい。ローマ字やアラビア数字をナショナリズムと結びつけずに使う感覚は、自然で健全だ。漢字についても、この感覚を大事にしたい。
 
 
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