京都府立医科大学の入試問題は比較的難易度が高く，出題形式などの特色を把握していないと高得点を狙うのは難しい。 過去問演習を通してしっかりと対策しておこう。

参考ページ

本書　大学別 問題・解説編　京都府立医科大学　　p.220～p.223

読解は3題。分量が多く，内容も難しい。問題だけで言うなら，難易度はトップクラス。設問には，記述だけでなく，内容真偽や英問英答も含まれ，英文の飛ばし読みは禁物。英文を読むスピードはあげておこう。 自由英作も150字程度と長め。字数に応じた型・構成で練習しておこう。

京都府立医科大学の物理は３題出題され，そのうち２題は力学と電磁気である。 難易度は標準的だが一度やっておくと解きやすい問題が出されることがあるため，過去問を利用して多くのパターンに触れておきたい。

京都府立医科大学の化学は所見の内容が出されることが多い。しかし問題文には丁寧な説明がなされており，落ち着いて理解してから取り組めば難しい問題ではない。 問題への慣れが得点にそのまま結びつくので過去問の演習は入念に行っておこう。

京都府立医科大学の生物は標準からやや難の問題が４題出題される。 実験を題材にした問題が多く，問題文をきちんと読みその内容を把握することで学習した知識に結び付けられるので，焦らずに取り組むことが肝心である。