入試基礎情報
配点(2次)・合格最低点
対策
京都大学の入試は時間的には余裕があるものの,問題の難易度は非常に高い。思考力を要求される問題が多いので,日頃からそういった問題に数多く触れておく必要があるだろう。
参考ページ
本書 大学別 問題・解説編 京都大学 p.104~p.111
出題履歴
英語
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 読解 | 下線部和訳,内容説明問題 |
2 | 読解 | 下線部和訳, 欠語補充(選択肢あり。必要ならば語変形) |
|
3 | 英作文 | 和文英訳 | |
2014 | 1 | 読解 | 下線部和訳 |
2 | 読解 | 下線部和訳 | |
3 | 英作文 | 和文英訳 | |
2013 | 1 | 読解 | 下線部和訳 |
2 | 読解 | 下線部和訳 | |
3 | 英作文 | 和文英訳 |
物理
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 力学 | 円運動,慣性力,単振動 |
2 | 電磁気 | 電磁誘導 | |
3 | 原子,波動 | ボーア模型,回折格子,ドップラー効果,熱運動 | |
2014 | 1 | 力学 | 動く台車上での小球の単振動 |
2 | 電磁気 | 交流回路,過渡現象 | |
3 | 熱力学 | 気体分子運動論,熱サイクル | |
2013 | 1 | 力学 | 万有引力 |
2 | 電磁気 | コンデンサー,単振動 | |
3 | 熱力学 | 理想気体の状態変化 |
化学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 理論・無機 | 電気分解 |
2 | 理論 | 気液平衡,気体の溶解度 | |
3 | 有機 | 芳香族,脂肪族,構造決定 | |
4 | 有機 | 糖,核酸 | |
2014 | 1 | 理論・無機 | 溶解度積,結晶構造 |
2 | 理論 | 気相平衡,反応速度 | |
3 | 有機 | 芳香族化合物,有機合成実験 | |
4 | 有機 | アミノ酸,ペプチド,糖 | |
2013 | 1 | 理論・無機 | 電気陰性度,極性,分子結晶,配意結合,錯イオン |
2 | 理論 | 電離平衡 | |
3 | 有機 | 構造決定 | |
4 | 有機 | アミノ酸,ペプチド,糖 |
生物
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 光合成 遺伝子 |
光合成の仕組み X染色体不活性化 |
2 | 生殖・遺伝 遺伝子 |
減数分裂と生殖 精子形成の変異と遺伝 |
|
3 | 動物 | 神経,ホルモン,排出,筋収縮 | |
4 | 個体群 進化 |
ベルクマンの法則 個体群の動態と種間関係 |
|
2014 | 1 | 免疫,遺伝子 タンパク質 |
免疫細胞,ホルモン 遺伝子突然変異 |
2 | 遺伝 | 酵母菌の突然変異と遺伝 | |
3 | 植物 | 光合成,反反応 | |
4 | 生態系 | 種間競争,季節変化,個体群 | |
2013 | 1 | 遺伝 | 遺伝子,酵素 |
2 | 細胞 | 浸透圧,タンパク質 | |
3 | 生命 | 遷移,生態系 | |
4 | 動物 | 遺伝子,タンパク質 |
面接
志望者数推移
科目別分析
英語
基本的には下線部和訳と和文英訳のみ。どちらもレベルが高いことで知られる。和文英訳は該当箇所が他大学に比べ長め。 構文的に複雑な場合も多いのに加え,難語が含まれる場合も少なくない。構文把握力と難語の語義を推測できる能力が必要。 和文英訳も難易度は最高水準。逐語訳では通用しない場合が多いので,和文の言わんとするところをつかんで英語で表現する力をつけておく。
物理
京都大学の物理は大問3問構成で誘導型の穴埋め形式となっている。 力学と電磁気は必出であり,物理量の定義や基本法則を理解しておく必要があるだろう。
化学
京都大学の化学は大問4問形式で,理論・無機・有機から幅広く出題される。 問題の難易度は高く,基本事項をベースとした応用力,思考力が求められる。 標準〜応用レベルの問題集を用いてしっかりと学習しておこう。
生物
京都大学の生物は大問4問構成で,幅広い分野から出題される。 教科書レベルの知識はほぼ完璧に身に付け,各分野を結びつけて総合力を強化しよう。