入試基礎情報
配点(2次)・合格最低点
対策
岐阜大学医学部の入試問題は科目によってばらつきはあるものの,標準的なレベルである。各科目の基本事項をきちんとおさえ,問題集などをもちいてしっかり演習しておこう。
参考ページ
本書 大学別 問題・解説編 岐阜大学 p.84~p.87
出題履歴
英語
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 読解 | 欠語補充(選択肢あり),同意語選択補充 |
2 | 読解 | 欠語補充(選択肢あり),欠語補充,同意語選択,誤聞訂正(動詞語形の誤り指摘),語句整序など | |
3 | 英作文 | 条件英作文(英語の文章中で和文になっている箇所を指定語句を使って英訳) | |
2014 | 1 | 読解 | 欠語補充(選択肢あり),同意語選択補充 |
2 | 読解 | 同意語句選択,内容説明問題の和文完成,本文に挿入る英文完成,英文補充など | |
3 | 英作文 | 条件英作文(英語の文章中で和文になっている箇所を指定語句を使って英訳) |
物理
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 力学 | 単振動 |
2 | 熱力学 | 状態変化 | |
3 | 電磁気 | 過渡現象,共振回路 | |
4 | 波動 | 弦の共振,ドップラー効果 | |
2014 | 1 | 力学 | 円運動 |
2 | 電磁気 | 電磁誘導 | |
3 | 熱力学 | 状態変化 | |
4 | 波動 | ホイヘンスの原理 | |
2013 | 1 | 力学 | 衝突,2物体の運動 |
2 | 電磁気 | 電磁誘導 | |
3 | 熱力学 | 状態変化,熱力学第一法則 | |
4 | 波動 | 光の干渉 |
化学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 無機 | 化学平衡,窒素 |
2 | 無機・理論 | 金属,結晶,酸化還元 | |
3 | 理論 | 気体,溶解度 | |
4 | 有機 | 芳香族,脂肪族 | |
2014 | 1 | 有機・理論 | 反応速度,脂肪族化合物 |
2 | 無機・理論 | 酸化還元反応 | |
3 | 無機・理論 | 硫酸,熱化学,化学平衡 | |
4 | 有機 | 脂肪族化合物 |
生物
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 遺伝 | 遺伝子,神経 |
2 | 遺伝 | 集団遺伝,X染色体不活性化 | |
3 | 動物 | 固体群 | |
2014 | 1 | 生命 | 動物・植物の反応,光合成 |
2 | 遺伝子 | DNAの構造と複製 | |
3 | 動物 | 感覚,体液循環,中枢神経 | |
2013 | 1 | 生命 | 細胞,酵素 |
2 | 遺伝子 | メンデルの法則,DNA | |
3 | 植物 | 固体群,遷移 |
小論文
総計600字面接
個人15〜20分志望者数推移
科目別分析
英語
国立大学にしては記述問題が少ない。特徴的なのは2の長文で,設問形式が非常に多様で,文法・文脈の両側面で緻密に英文を読む必要がある。解きにくい問題も多く,おおざっぱに大意をつかむような読み方では対処できない。最後の条件英作文も珍しいタイプの出題。英作文は使用語を指定されるとかえって難しくなる場合もあるので,過去問をしっかり解いて慣れておこう。
物理
岐阜大学医学部の物理は比較的平易な問題から標準問題が並ぶ。しっかりと基本事項が分かっていれば解ける問題なので,基本事項の取りこぼしが無いように勉強しておこう。
化学
岐阜大学医学部の化学は標準〜やや難程度の問題が並び,大問4問形式で出題されている。時間的には厳しいので,合格点をとるためには標準問題を落とさないことが重要になってくる。
生物
岐阜大学医学部の生物は平易な問題から標準レベルの問題が大問3問形式で並ぶ。高得点が必要となるので,標準レベルまでの問題は解けるようにしておきたい。