弘前大学 医学部医学科

入試基礎情報

配点(2次)・合格最低点

対策

弘前大学医学部の入試問題は標準的な難易度の問題が出題されることが多い。標準的な問題集で演習をつみ,科目ごとの差のつく問題はしっかりと解けるようにしておきたい。

参考ページ

本書 大学別 問題・解説編 弘前大学 p.16~p.19

出題履歴

英語

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 読解 指示内容説明問題,内容説明問題,理由説明問題
2 会話問題 欠文補充(適切な和文を選択し英訳)
3 読解 内容説明問題,和訳,欠語補充
4 英作文 自由英作(100語)
2014 1 読解 内容説明問題,和訳など
2 会話問題 欠文補充(適切な和文を選択し英訳)
3 読解 和訳,指示内容説明問題,内容説明問題,欠語補充
4 英作文 自由英作文
2013 1 読解 欠語補充,理由説明問題,和訳
2 会話文 英語の会話文中に挿入された和文を英訳
3 読解 内容説明問題,語句整序,和訳など
4 英作文 自由英作文

物理

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 力学 運動方程式,エネルギー
2 波動 閉管での共鳴
3 熱力学 状態変化
4 電磁気 荷電粒子の運動
2014 1 力学 慣性力,ばね
2 波動 ドップラー効果
3 熱力学 熱サイクル
4 電磁気 誘導起電力
2013 1 力学 ばね,単振動
2 波動 薄膜干渉
3 熱力学 状態変化
4 電磁気 コンデンサー,電荷の運動

化学

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 有機 構造決定
2 有機 芳香族化合物,フェノール
3 理論 電気分解,鉛蓄電池
4 理論 反応速度
2014 1 有機 フェノールの合成
2 有機 高分子化合物
3 理論 化学平衡
4 理論 気体の状態変化,蒸気圧曲線
2013 1 有機 有機化合物の分析
2 有機 アミノ酸,ペプチド
3 理論 化学平衡
4 理論 化学平衡

生物

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 進化 分類,多様性,酵素,タンパク質
2 体内環境 調整維持
3 刺激 刺激の受容と反応
2014 1 人体 脊髄,筋収縮
2 細胞 免疫細胞,エネルギー
3 体内 体内環境,血液循環
2013 1 人体 恒常性の維持,神経
2 免疫 体内環境,免疫
3 遺伝子 DNA,交配

小論文

 総計600字

面接

 個人15〜20分

志望者数推移

科目別分析

英語

長文問題の英文は全体的に平易だが,日本語の記述解答力を重視している印象。よく練られた解答でないと減点の憂き目にあうだろう。和訳該当箇所も,難しい単語も文法事項も含まれないのに意味がとりにくい箇所を選択している。求められるのは柔軟な思考力だ。問題は人文学部と共通だが,医学部の場合,高得点率での争いになる。長文で確実な得点を心がけつつも,最後の自由英作文に十分な時間を残しておきたい。

物理

弘前大学の物理は標準問題が4題出題される。一見複雑に見える問題も典型問題の一部が変化しただけなので状況がしっかりと把握できれば解くことができる。

化学

弘前大学の化学は有機2題,理論2題が出題されている。化学平衡は毎年必須といってよいだろう。最も差がつくのは有機化合物の構造決定であるから,十分に演習を重ねてほしい。

生物

弘前大学の生物は標準的な問題が3問出題され,動物やヒトに関する問題が多い。弘前大学医学部を第一志望に考えている受験生はこれらの分野について苦手意識を持つことの無いようにしたい。

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