北海道大学 医学部医学科

入試基礎情報

配点(2次)・合格最低点

対策

北海道大学の入試問題はほとんどが標準的な難易度の問題ではあるが,時折難しい問題も出題されている。時間制限が厳しい科目もあるので,日頃からそういったことを意識して勉強に取り組みたい。

参考ページ

本書 大学別 問題・解説編 北海道大学 p.12~p.15

出題履歴

英語

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 読解 理由説明問題,和訳,内容説明問題,内容真偽など
2 読解 欠語補充,指示内容説明問題,和訳,内容真偽など
3 英作文 英文完成,自由英作(70語から100語)
4 読解 会話の要約文に欠語補充
2014 1 読解 和訳,理由説明問題,指示内容説明問題,内容真偽など
2 読解 会話の要約文に欠語補充(選択肢あり)
3 英作文 英文完成,自由英作(70語から100語)
4 読解 会話の要約文に欠語補充(選択肢あり)
2013 1 読解 同義語選択,語句整序,和訳,指示内容説明問題,内容真偽など
2 読解 欠語補充,和訳,指示内容説明問題
3 英作文 英文完成,自由英作(70語から100語)
4 読解 会話の要約文に欠語補充(選択肢あり)

物理

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 力学 エネルギー保存,衝突
2 電磁気 交流
3 熱力学 状態変化
2014 1 力学 エネルギー保存,放物運動
2 熱力学 状態変化,ポアソンの関係式
3 電磁気 回路,オームの法則
2013 1 力学 円運動
2 熱力学 状態変化
3 電磁気 クーロンの法則,ローレンツ力

化学

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 理論・無機 電気分解,イオン
2 理論・無機 金属,浸透圧
3 有機 芳香族化合物
2014 1 理論・無機 ケイ素,結晶格子
2 理論 化学平衡,緩衝溶液
3 有機 芳香族化合物,糖
2013 1-1 理論 熱化学,気体
1-2 理論 電離平衡,平衡移動
2-1 理論・無機 リン,分子間力
2-2 理論 2族化合物,溶解度積
3-1 有機 アミノ酸,ペプチド
3-2 有機 エステルの構造決定

生物

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 遺伝子発生 減数分裂,中胚葉誘導,ホメオティック
2 光合成進化 シアノバクテリアの光合成,共生説
3 遺伝子 遺伝子の欠失・挿入,遺伝暗号
4 進化 分子系統樹
5 植物 バイオーム,種間関係,物質関係,光合成
2014 1 遺伝子,呼吸 大腸菌,原核細胞
2 遺伝 マウスの毛色と条件遺伝子,X染色体不活性化と遺伝
3 タンパク質酵素 タンパク質の構造,酵素の性質と競争的阻害
4 神経 神経の伝達・伝導
2013 1 動物 配偶子形成,ホルモン
2 生物 酵素・呼吸
3 遺伝 遺伝子
4 動物 神経,感覚

面接

 個人8分

志望者数推移

科目別分析

英語

本学の場合,英文自体は現代的で平易な文であり,受験生泣かせの複雑な構文も含まれない。しかし,記述問題を含んだ大問4つに対し90分という時間設定はやや厳しく,ある程度の速読力は必要となる。一方で,指示内容説明・理由説明など文脈を正確に把握してしないと解けない問題が目立つので,時間に追われて雑な読飛ばしをするのは禁物。前記したように問題自体は平易な英文であるため,記述解答の質で得点差がつくことは想像に難くない。記述解答の質を高める練習をしておくこと。

物理

北海道大学の物理は大問3問構成で,力学・電磁気・熱力学から出題されることが多い。問題は一見難しそうだが,基本的な物理法則の組み合わせである。標準〜応用レベルの問題集を用いて繰り返し演習しておこう。

化学

北海道大学の化学は大問3問形式で,理論・無機・有機の分野から幅広く出題されている。問題自体は基礎事項の組み合わせであるため標準レベルであるが,時折難しい問題も出題されるため,標準〜やや難程度の問題集を繰り返し演習しておこう。

生物

北海道大学の生物は大問4〜5問構成で,幅広い分野から出題される。近年は論述問題が増加しているため一問一答的に知識を覚えるのではなく,体系的に覚えるように注意しよう。

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