中山 秀平教諭

学習者用
デジタル副教材

授業中は黒板をつかって解説をする、いわゆる”従来型”の授業スタイルです。
単元の最初に、その単元で学習する内容の全体像を黒板にまとめて説明し、「どのようなことを学ぶのか」生徒に見通しを持たせるように意識しています。
一方、宿題では、「
先生用サイト」を利用して宿題配信や成績管理を行っています。授業内容の区切りのよいタイミングで宿題を配信し、内容の定着を図っています。

デジタル教材を使うことでテンポよく授業が進めることができ、その分演習の時間も多くとることができるといったメリットがある一方で、生徒の中には進行が早すぎて理解が追い付かなったり、逆にわかった気になっているが実は理解ができていなかったりといったこともあります。
デジタル教材の活用にはメリット・デメリットがあると思いますが、生徒の実態を考えたときに、現在受け持っている生徒にはデジタルを使わない方が合っていると思い、このスタイルで授業を行っています。
一方で生徒は一人一台iPadを持っています。半数くらいはiPadでノートをとったり、問題を解いたりしています。生徒は自分の学習スタイルに合わせてiPadを利用しています。


の宿題配信を利用するようになったきっかけは何ですか。
導入以前は、定期テスト前にテスト範囲の問題を宿題として出し、テスト終了後にノートを回収するといった形式でした。ただ、この形式では生徒の多くがテスト直前にまとめて問題を解くため、宿題と日常的な学習が結びつかないことを課題として感じていました。その他にも、生徒は提出用のノートを用意する負担や、提出中にノートが手元になく見返せないといった不便さ、さらには教員側の回収の手間もありました。こうした課題を解消すべく、宿題をデジタル化したいと考え、
の宿題配信を利用するようになりました。
導入後は、こまめに宿題を配信できるようになり、ノートも写真提出にすることで回収の手間がなくなりました。生徒の学習を中断させることもないため、宿題と日常的な学習が結びつくようになったと感じています。


当初は、デジタルで実施することに抵抗を示す生徒もいましたが、慣れてくるにつれて、そうした生徒は徐々に見られなくなりました。中には、ノート写真を提出するときに、わからなかった点をノートにメモして提出してくる生徒もいます。
の宿題配信にはコメント機能があるので、そういった生徒にはコメント機能を使って解説を送っています。ただし、写真やファイルを添付して送ることができないため、図解とともに解説を送りたいときはGoogle Classroomを使って送るようにしています。「
先生用サイト」でも写真やファイルを添付できるようになると、より便利になると思います。
「
先生用サイト」では、期限内提出はA、期限後の提出はB、未提出はCといったように、評価をあらかじめ設定することができます。自動で評価がつく点も非常に便利です。今までは一人一人の提出状況を確認して、成績管理用のファイルに転記していましたが、その手間がなくなったので助かっています。
また、宿題の記録を一括出力することで、まとめて集計できるため、成績管理も非常に効率的に行えています。
まず、宿題配信時に、宿題を分類するためのカテゴリーを付けることができるのですが、私は「通常課題」「レベルアップ課題」「テスト前課題」といったカテゴリーにわけています。成績管理の際、検索条件で特定のカテゴリーで設定された宿題を絞り込み、クラスと配信期間で指定して一括出力を実行するだけで、評価対象の宿題の記録を集計できます。
一括出力したファイル上では、各宿題についているA、B、Cの総数を生徒ごとに出してくれます。その総数をもとに宿題への取り組みを点数化して成績に反映しています。