髙橋 直樹教諭

指導者用
デジタル教科書(教材)

毎授業の冒頭に、1~2分ほどで簡単なテーマについて対話する活動を行っています。「英語の授業が始まるんだ」といった雰囲気づくりを行うとともに、授業で覚えてほしい内容を、対話を通して定着させるといった狙いがあります。生徒が考えるきっかけになればと思い、時事問題をテーマにディベートさせることもあります。テーマの提示は自作のスライドを利用することが多いですが、教科書によい題材があれば
を利用して教科書に収録されている写真を提示しています。



そのあとは、教科書の読解を中心とした活動に入ります。
まずは、「フラッシュカード」を利用して単語のListen & Repeatを2回行います。表示の設定は、1回目は「英語」のみ、2回目は「英→日」に切り替えて表示しています。



次に、「フレーズリーディング」を利用して教科書本文の音読を行います。
まず、
で音声を再生し、それに合わせて個人で音読します。その後、ペアで音読を行います。ペアでの活動では、左半分に英語のフレーズ、右半分に日本語訳を配置したプリントを使い、1人が英文を見ながら音読、もう1人が日本語訳を見て内容を確認しながら相手の音読を聞きます。
複数回の授業で1つのPartに取り組む中で、1回目の授業では本文の内容に慣れること、2回目以降は本文の内容を理解して覚えることを目指してリーディング活動を行っています。



本文の内容理解が進んできたら、最後に「速読トレーニング」を利用して速読を行います。再生速度は生徒の様子を見ながら、ちょうどよい速さに設定するようにしています。
題材のまとめでは、ComprehensionやAdditional Questionの問題を用いて、本文内容の確認を行います。
T/F問題でFalseとなる英文については、書き込み機能を使ってなぜ間違いなのかを示すようにしています。


前任校で指導者用デジタル教科書が導入されたことがきっかけでした。
最初はせっかくあるなら使ってみようという感じで利用してみたのですが、頭出しの手間なく音声を再生できたり、問題の答をすぐに表示できたりと、教科書の展開に沿ってコンテンツを提示できる点に大きな利便性を感じました。
今では、私の授業に欠かせないツールとなっています。
を活用して授業を行うメリットは何でしょうか。一番のメリットは、授業のテンポの良さです。
事前準備として授業で利用するコンテンツをあらかじめ起動しておけば、授業展開に合わせてタブを切り替えるだけでコンテンツを表示でき、活動間の時間を生じさせることなく、スムーズに授業を進行できます。
の活用で意識されていることはありますか。「速読トレーニング」は、“前よりもスムーズに読めるようになった”と成長を実感してもらうことを目的に活用しています。
どの生徒も最初はよくつまずいて上手に読むことができないのですが、個人やペアでのリーディングの活動を繰り返す中で、徐々にスムーズに読めるようになります。そこで、リーディングの最後に「速読トレーニング」を行い、これまでうまく読めなかった文章が読めるようになったという達成感を感じてもらいたいと思っています。

