宮内 貴悠教諭
学習者用
デジタル副教材
学習者用
デジタル副教材
本実証研究は、従来の授業をベースにした上で、生徒が見通しを持って粘り強く学習に取り組み、自己の学習活動を振り返って次に繋げる「主体的な学び」を支援するためのエスビューアの活用方法を目指しました。
実証研究の詳細については、成果報告書をご覧ください。
成果報告書を見る数学の学習に進んで取り組むようになりました。特に、今まであまり質問にくることがなかった生徒が、授業や宿題でわからないところを質問してくるようになりました。また、今回の実証研究での宿題とは別に、第1学年全体に対して希望者のみが参加する課題を出したところ、実証研究の対象クラスの生徒がもっとも多く参加してくれました。
クラス全体の雰囲気がよくなりました。
生徒同士で一緒に問題を解いたり、教え合ったりする様子が見られるようになりました。生徒が質問にくるときも、一人ではなく他の生徒と一緒にくることが多くありました。
また、ある生徒は1学期、2学期は数学の授業にあまり積極的ではなかったのですが、実証研究を行った3学期では、周りの生徒に教えている様子が見られました。その生徒に理由を聞いてみたところ、「1学期、2学期はあまり数学がわからなかったが、3学期は少しやってみようという意識になった」と言ってくれました。
今までは定期テストの範囲までの宿題を事前に出していましたが、実証研究では毎週エスビューアで宿題を出すようにしました。そうしたところ、生徒たちがゆとりを持って計画的に取り組めたのだと思います。その結果、宿題でわからなかったところを解決しようと質問にきたり、他の生徒と教え合うようになったりして、今まで以上に数学に目を向けてくれるようになってくれたのだと考えています。