第15号(2023/6/16配信) 【内容解説資料】
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夏課題におすすめ!『マスターノート』シリーズのご案内
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新課程から始まりました「言語文化」において、「古典文法や漢文の学習時間が足りない」とお悩みではないでしょうか?
重要なポイントを短期間で復習・演習するためには、弊社発行の『マスターノート』シリーズがおすすめです。
コンパクトな内容ながら必要十分な演習量を確保しています。
また、新課程を機に『マスターノート』シリーズは新版となり、従来からの特長はそのままに、自学自習をサポートする「解説動画」をご用意しました。
(『漢文重要語マスターノート』を除く)
▼自学自習をサポートする「解説動画」のサンプルはこちら
高校1年生におすすめの1冊は、『古文用言・漢文書き下しマスターノート』です。
古典文法の基礎、用言の活用、漢文基礎として定着させたい漢文の基本構造・置き字・再読文字などを総復習できます。
「解説動画」は、家庭学習のサポートとしてご活用いただけるよう歴史的仮名遣いの読み方、動詞の活用、白文と訓読など全9点をご用意しております。
*・。*・。編集担当者からひとこと *・。*・。
『古文用言・漢文書き下しマスターノート』はこの一冊で古文と漢文の基礎を固めることができます。
古文は特に「活用表を完成させる」練習を重視しています。実際に活用表を書いて埋めることで知識の定着を図ります。
漢文は「返り点」から始まり、基礎的な内容を網羅しています。重要事項をひとつひとつじっくり学べる構成です。
また、古文・漢文ともに読みやすい題材、クスッと笑えるようなユーモアの感じられるものを選んでいます。挿絵が多く親しみやすい紙面も特徴です。
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▼『マスターノート』について詳しくはこちら
****編集部員リレートーク****
国語編集部のTです。
大学入学共通テスト対策問題集などを担当しています。
先日、佐渡島に行きました。
せっかくだから佐渡が舞台の話を読んでから行こうと思い、太宰治の『佐渡』を読みました。
太宰の描く佐渡島は、暗くもの淋しいイメージでしたが、実際に訪れると、新緑の季節だったからでしょうか、私は明るく活発な印象を受けました。
そのような違いを感じる一方、「孤島の感じは無いのである。やはり房州あたりの漁村を歩いているような気持なのである」という一節には、
佐渡の町を見た瞬間に妙に納得してしまいました。
千葉県の海沿い育ちの私。
訪問前は「果たして佐渡に房州を感じるのか」と疑っていたのですが、実際にその場に立つと確かに房州に通ずる「何か」がありました。
時々このように、自分自身の体験に触発されて、その作品の印象が変わることや理解が一歩進んだように感じられることがあります。
私はその瞬間がとても好きです。
さて、今、私は太宰の『津軽』を読んでいます。
読み終えたら津軽半島へ行く予定です。
その時、自分がどのような印象を受けるのか。今から楽しみです。
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