数研国語だより

第13号(2023/4/24配信) 【内容解説資料】

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<令和6年度用>高校教科書特設サイト公開
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令和6年度用の高校教科書特設サイトを公開しました。
弊社発行の教科書に関する情報を掲載しています。

▼<令和6年度用>高校教科書特設サイト 国語ページはこちら

上記の特設サイトでは、弊社教科書のご案内に加え、各種コンテンツのサンプルも公開していますので、ぜひご覧ください。

<コンテンツのサンプル例>
○QRコンテンツ
教科書紙面に掲載されたQRコードを読みとることで、「作家インタビュー」や「資料映像」、「ドリルコンテンツ」など、学習を深めるのに役立つ様々なコンテンツにアクセスできます。

▼QRコンテンツについて詳しくはこちら

○解説動画
弊社の教授資料付属データとしまして、様々な解説動画をご用意しております。
つまずきやすい古典文法や漢文のポイント、古典常識、評論文・小説の読み方など、生徒さんの学習の手助けとなるようなコンテンツが充実しています。

▼解説動画について詳しくはこちら


****編集部員リレートーク****
国語編集部のNです。
主に現代文分野の教材を担当しています。

近年、AIによる文章生成や自動翻訳に関する議論が盛んです。
これらの分野でのAIの発展は目覚ましく、最先端のAIは、外国語文献の翻訳や小説の創作も、時に人間のものと見紛うほどの高水準で行うようです。
このような恐るべき科学技術の達成を前に、「人間の言語」を扱う「国語」に携わる我々は、いかなる態度を取るべきなのでしょうか。

私は『源氏物語』が好きで、与謝野訳や谷崎訳など数種の訳を読みました。
全巻読破には至っておりませんが原文にも挑戦しています。
そこで感じたのは、それぞれの訳・原文で、味わいが全く異なるということです。
このような、古典の持つ「言葉そのものの味わい」は、人間にしか創造できないものかもしれません。

国語教材編集に携わる者として、日々移り行く世の流れに敏感でありつつ、しかし新奇な事柄に過度に惑わされることなく、泥臭く読み・書く営為を大切に、「言葉」について考えを深めて参ります。
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