数研国語だより

第10号(2023/1/6配信)

あけましておめでとうございます。
今年も先生方のお役に立てる情報を
たくさんお届けしたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

■□□目次□□■
[1]先生方の声をご紹介!『力をつける現代の国語』『力をつける言語文化』
[2]令和7年度以降の「大学入学共通テスト」の現時点での情報を振り返る
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[1]先生方の声をご紹介!『力をつける現代の国語』『力をつける言語文化』
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2022年秋の新刊『力をつける現代の国語』『力をつける言語文化』は、
発行直後からたいへん好評いただいております。
この反響の大きさは、「従来の現代文/古典の問題集では運用が難しい」と
感じられている先生が多いことの表れかもしれません。

本日は弊社にいただいたご意見の一部を
「先生方の声」としてご紹介いたします。
すでにご案内させていただいた先生方にも、
これからご案内させていただく先生方にも、
書籍の魅力を知っていただければうれしく思います。

*・。*・。先生方の声をご紹介*・。*・。

●半年ほど従来の読解問題集で運用していますが、小説題材の管理や、
 どの科目の評価とすべきかなど、悩んでいました。
 科目対応問題集ならそういった悩みがないため、扱いやすいと思います。

●教育委員会から現代文/古典の問題集を
 科目の評価に使わないように指示があり、困っていました。
 科目対応問題集の発行は助かります。

●1年次は古典学習を優先するため、
 古文、漢文、小説の順に時間を割いています。
 古典の題材を多く収録している『力をつける言語文化』は
 実態に即していて使いやすそうです。

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お寄せいただいたなかで最も多かった声は、
「科目対応なので評価・運用がスムーズになる」でした。
本書は設問を「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力等」の問題に大別して、
出題の意図を記載しています。

さらに、弊社のロングセラー読解問題集「力をつけるシリーズ」のよさも取り入れています。
語句・口語文法・古典文法・句法といった知識問題から、読解までをカバーする構成や、
自学自習に役立つ解説動画、詳細でわかりやすい解答編で、
生徒さんの総合的な国語の力を伸ばすことができます。
来年度の読解問題集として、ぜひご検討くださいませ。

弊社ホームページからも詳細をご確認いただくことができます。
■『力をつける現代の国語』の詳細はこちら
■『力をつける言語文化』の詳細はこちら


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[2]令和7年度以降の「大学入学共通テスト」の現時点での情報を振り返る
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令和3年7月30日に文部科学省から
令和7年度新課程「大学入学共通テスト実施大綱の予告」、
9月30日に「大学入学共通テスト実施大綱の予告(補遺)」が発表されました。

そして、令和4年11月9日には問題作成方針の検討の方向性と、
それに基づく試作問題が発表されました。

国語については、試験時間は90分、「近代以降の文章」が3問(110点)、
「古典(古文・漢文)」が2問(90点)の計5問(200点)の出題が想定されています。

このうち、新たに追加される大問の試作問題(20点)が2種類公表されました。
これらは、いわゆる「実用的な文章」を主題材として作成されており、
「センター試験」や現行の「大学入学共通テスト」では見られなかった種類の問題が
出題される可能性が高いです。

その他の大問でも配点が5点ずつ減少しているため、
設問数や出題形式に変化が生じるかもしれません。

問題作成の方針は、まだ確定となったわけではなく、
今年の6月初旬までに「大学入学共通テスト実施大綱」が通知され、
そこで正式に決定されます。

弊社は今後も情報を収集し、こちらの「数研国語だより」や
「数研セミナー」などで先生方に随時お伝えしたいと思います。

■試作問題の詳細などは大学入試センターウェブサイトをご確認ください。

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