数研国語だより

第2号(2022/5/31配信)【内容解説資料】

■□□目次□□■
[1]<新課程>観点別評価に関する資料のご案内
[2]教科書確認テスト用 Google フォームデータのご案内
[3]デジタル教科書・副教材のオススメ機能
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[1]<新課程>観点別評価に関する資料のご案内
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新課程での観点別評価では、生徒の学習状況を「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点で分析的に捉えることになります。
弊社発行の新課程版教科書の教師用指導書(教授資料)では、観点別評価に役立つ資料を豊富に取り揃えています。今回は、その内容をご紹介いたします!

□言語活動ワークシート・「話すこと・聞くこと」「書くこと」対応評価表

生徒さんが言語活動に取り組みやすくするためのワークシートデータや、生徒さんの自己評価・相互評価にご使用いただける評価表データをご用意しています。
生徒さんの主体的な学習を助けます。

□評価規準・評価基準例を完備

言語活動を通して学習した状況を評価するための評価規準・評価基準例を、教師用指導書(教授資料)の「てびきの解説」コーナーに掲載しています。
評価規準・評価基準例はデータ(Excelファイル)でもご用意しておりますので、観点別評価をイメージしながら年間指導計画案を作成する際にも利用いただけます。

□観点別評価に適した設問も充実

教師用指導書(教授資料)付属の評価問題集や設問集に掲載した各設問には、観点別評価を行う際の目安となる観点マークを付記しています。
なお、評価問題集や設問集には、図表や対話文を用いるなど、新しい入試を見据えた設問も豊富に掲載しています。

□観点別評価集計ファイル(Excel形式)で成績付けまでサポート

ペーパーテストの素点やレポート等の評価を該当のExcelファイルに入力いただくと、各生徒の学期ごと・年度末の観点別評価を自動算出(A、B、Cで算出)します。
もちろん、3観点の重み付け、評価A、B、Cをどのような割合で設定するかなどは、各学校や各先生方の方針やお考えにあわせて、自由に設定してお使いいただけます。

■『観点別評価集計ファイル』の画像サンプルはこちら


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[2]教科書確認テスト用 Google フォームデータのご案内
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弊社の新課程版教科書に対応した Googleフォームデータを弊社会員制サイト「チャート×ラボ」にてご用意する予定です。

新課程が始まり、授業の中では、教科書で扱うような基本的な語彙や古典文法の定着をはかるための時間を確保しづらくなった、とお感じになっている先生もいらっしゃると思います。
弊社が用意する Google フォームデータは、これまで通りしっかり身につけたいが、新課程では指導時間の確保が難しく手が回りにくい語彙と古典文法を、手軽に確認することができます。

■サンプルデータはこちら(閲覧にはGoogleアカウントが必要です)


Google フォームは自動採点機能があるため、採点の手間がかかりません。
また、生徒さんの回答後は瞬時にデータが集計され、正答率の低い問題を洗い出したり、一人一人の成績を確認したりすることが可能です。

授業を円滑に進めるためのツールとしてお役立ていただけるよう、鋭意制作中です。
ぜひご期待ください!


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[3]デジタル教科書・副教材のオススメ機能
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数研出版では、新課程向けの国語教科書全シリーズに対して「指導者用デジタル教科書(教材)」「学習者用デジタル教科書」「学習者用デジタル教科書・教材」をご用意しております。

今回は、おすすめ機能を2つご紹介いたします。

<おすすめ機能(1)> 「掛図」機能
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弊社の新課程版教科書では、紙の教科書に掲載しているQRコードから動画や確認テスト、音声資料などのデジタルコンテンツを利用することができます。
これも新課程における大きな変化ですが、さらに弊社の「指導者用デジタル教科書(教材)」では、新課程を機に開発した「掛図」機能をご利用いただけます。

「掛図」機能は教科書の本文を画面上で見やすい形に整えて表示するための機能です。
さらに
・現代文教材では、任意の本文を抜き出してカード化する
・古典教材では、フレーズ単位で訳や文法情報を表示する
といった補助機能により、授業中の板書を効率化することができます。


<おすすめ機能(2)> 教材間の連携機能
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弊社の「指導者用デジタル教科書(教材)」または「学習者用デジタル教科書・教材」に加えて「学習者用デジタル副教材」をご購入いただくと、購入済のデジタル教材を連携させて使うことができます(※)。

たとえば、学習者用デジタル教科書・教材「言語文化」と学習者用デジタル副教材「体系古典文法」をお持ちの場合、教科書で古典文法が関連する「てびき」(題末課題)を解く際、「体系古典文法」の紙面を参照して関連する文法事項を簡単に確認いただけます。

 ※教材連携の機能をご使用いただくためには条件がございます。
  ■詳細な条件はこちらからご確認いただけます

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■デジタル教科書/副教材の体験版はこちら
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***メルマガ担当より***
2024年放送の大河ドラマは、紫式部を主人公に据えた作品になることが発表されました。

メルマガ担当は、ドラマのキーパーソンとなるらしい藤原道長の別荘を前身とする平等院の近くで育ち、幼い頃からお客さんが来ると鳳凰堂を案内するのが定番コースでした。
一般には「十円玉の表の建物=鳳凰堂」というイメージが強いと思うのですが、あまりにも小さいころから連れていかれていたせいで、十円玉の表に鳳凰堂が描かれていることをずいぶん後になってから知るという、逆のパターンになってしまいました。

紫式部について史実に残されていることはそれほど多くない中で、どのような物語になるのか、平等院(の前身の別荘)は登場するのか、放送が楽しみです!
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