Process

教材制作のプロフェッショナルである編集部と、
教科の内容の専門家である著者、
学校の教育環境を深く知る営業部で密にやり取りをしながら、
ラインアップ、構成、記述のしかたについてなど、
とことん話し合って企画を固めます。

記述の妥当性やわかりやすさはじゅうぶんか、
レイアウトや図表、イラストは伝わりやすいものになっているか、
こだわりながら1ページ1ページつくっていきます。
掲載する写真の許諾を権利元にお願いしたり、
英文であればネイティブチェックを依頼したりするのも編集者の仕事です。

申請図書が学習指導要領に適合しているか、記載内容に誤りや
問題がないかなどを、半年ほどかけて精査されます。
文部科学省より検定意見が通知されたら、その通知に従い、
どのように対処するのかを検討し、修正案を記した修正表を提出します。

たとえば英語であれば、リスニング用の音声やスライドショー、
発音アプリのデータ設定など。理科では、実験動画の撮影や、
説明用のアニメーションの制作も、社内で行うことがあります。