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INTERVIEW01

「採用して良かった」の一言のために、企画や収録内容にこだわって編集

増木 伸吾

第二編集部 課長代理(数学編集)

出身校
大阪大学大学院 理学研究科 数学専攻
趣味
サッカー・将棋観戦

これまでのキャリアを
簡単に教えてください。

2008年度入社の数学編集部員です。受験用問題集を中心に担当してきました。毎年、各大学の入試問題や共通テストの出題内容を分析し、書籍の企画や編集に活かしています。典型問題の出題率を確認し、新傾向問題の有無を調べて、発行本の改訂もしくは新刊の企画に反映する、といった具合です。最近では、後輩への細かな編集指導なども行いつつ、書籍付属のQRコードコンテンツや授業用スライドデータ、解説動画、デジタル副教材の内容制作も担っています。

仕事のやりがいは?

企画や収録内容にこだわって編集した書籍を校了し、完成本を手に取ったときに達成感があります。10年以上編集を経験してきましたが、完成本の出来映えを確認するときの感覚は、入社1年目と変わらない部分があるような気がします。そして、教科書や参考書・副教材は多くの学校で採用いただいています。関わった書籍・副教材がたくさんの生徒に使用され、採用された先生から「採用して良かった」との言葉を聞けたとき、この仕事のやりがいを感じます。

仕事で苦労した経験は?

共通テスト対策問題集初版の編集は苦労しました。「入試が大きく変わる!」ということで、学校の先生のご意見を伺いながら、共通テスト本番の出題予想やオリジナル問題の作成を進めました。しかし、当初はなかなか方向性が定まらず、担当者間で何度も打ち合わせをしたり、手直しを加えたりしました。また、記述式問題の出題が見送りになるなど、出題側の変更発表もあったため、初版発行直後に改訂版を追加発行した担当書籍もありました。

職場の雰囲気は?

普段、京都にある関西本社で勤務しています。編集部員は同じフロアで業務を進めています。ソファスペースや会議室を利用して、企画検討や編集作業をすることもあります。社員数は年々増えてきており、若手の人数も増えてきました。毎年どんな新入社員が入ってくるのか楽しみにしています。コロナが明けてからは、社員食堂を利用することも社員同士で食事に出ることも増えました。後輩と一緒に気持ちよく働ける職場環境が整っていると思います。

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自分自身を高めていけるのが
この仕事の魅力

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