社員を知る

INTERVIEW03

紙の書籍をつくることだけが、
編集者の仕事ではない

熊井 拓実

第五編集部 主任(理科編集)

出身校
東京理科大学大学院 理工学研究科 物理学専攻
趣味
カメラ・ドライブ・映画鑑賞

数研出版を選んだ理由は?

中学・高校時代の熱心な先生方の影響で教育に興味をもち、大学では教職科目を履修していました。また、幼い頃からものづくりが好きだったため、これまでに学んできた理数の知識を活かしたものづくりがしたいとも考えていました。この「教育」と「ものづくり」を同時に満たしたぴったりの業界が「教材出版社」でした。そして就職活動中に数研出版のインターンシップに参加したところ、教材制作の面白さに惹かれただけでなく、ここではたらく先輩社員に魅力を感じたことから、数研出版の編集部を志望しました。

入社前と入社後のギャップは?

入社前は、教科書や副教材(紙でできた書籍)のみを編集すると思っていましたが、実際はそうではありませんでした。プリント作成ソフトやデジタル教科書/副教材の制作、さらに書籍に掲載されている二次元コードからアクセスして利用できるコンテンツの制作など、デジタル関連の仕事もしています。教育のデジタル化が進んでいるため、編集者の仕事も多様化していると感じています。

仕事のやりがいは?

ありきたりですが、担当した本が完成して手元に届くと大きな達成感があります。また、書店に並んでいるところや、通学中の生徒が手に持っているところを見ると嬉しいですね。どんな本を担当しても、企画から完成までにさまざまな苦労があり、大変なことのほうが多いですが、この一瞬の喜びのために頑張れているんだなと思います。

現在は教育のデジタル化によって、学習の仕方が変わりつつあります。現場のニーズにも変化がでてくるため、多方面にアンテナを張って、毎日勉強しながら仕事に取り組んでいます。

職場の雰囲気は?

「編集」というと、せわしなく仕事をしているようなイメージがありましたが、実際は物静かな雰囲気です。かといって、話をしている人がまったくいないわけではなく、打ち合わせや相談は頻繁に行われています。理科の編集部は若手社員が増えてきているため、ちょっとした相談があれば気軽に話しあいができ、働きやすい環境だと思います。

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先輩方や同期社員とアイデアを出し合って、 新しい企画の本ができあがりました。

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