チャートスクール - 使ってみよう! デュアルスコープ総合英語

使ってみよう! デュアルスコープ総合英語

「チャート式と言えば数学」「理系はやっぱりチャート式」。そんなイメージが強いかもしれません。しかし,英語の「チャート式シリーズ」も,実は理系科目に負けず好評とのこと。今回は,「新訂版」が発行され,ますます「アツイ」と言われているらしい『DUALSCOPE High School English デュアルスコープ総合英語』(黄チャート)について,編集担当者に聞いてみました!

DUALSCOPEってどんな意味?

英語の名称って,なんとなくかっこいいから,意味もわからないまま使っていたりしますけど,今回は思い切って尋ねてみましょう。編集担当者さん,“DUALSCOPE” ってどんな意味ですか?

DUAL「2つの」/ SCOPE「視野,視点」で,目的に合わせて効率よく学習

「2つの視野・視点」という意味になります。これは,『デュアルスコープ総合英語』のいちばんの特徴である,「1つの章を〈基本編〉〈発展編〉の2つに分けた《2STEP構成》」のことを示しています。「参考書っていろんなことが書いてあるけど,こんなの全部読み切れない!」なんて,思ったことはないですか? そんなご意見におこたえするのが,この《2STEP構成》です。「高校1年生で学んでおきたい基本事項」は〈基本編〉,「基本をさらに深めるのに役立つ発展事項」は〈発展編〉とページを区別し,目的に応じて効率的に学習範囲を選べるようにしてあります。

どんなふうに使うと効果的?

なるほど,“DUALSCOPE”という書名は,「自分で学習範囲を選べる《2STEP構成》」から生まれたということですか。必要なことを無駄なく学ぶことができるのは魅力的ですね! では,『デュアルスコープ総合英語』のオススメ使用法があれば教えてください。

まずは〈基本編〉を確実に。〈発展編〉も含めれば,難関大学入試にも対応できます

まず,英文法の基礎を学ぶうえで不可欠な項目を過不足なく扱っている〈基本編〉に取り組むことをお勧めします。基本例文にはできるだけ易しい語いを使い,わかりやすい言葉で解説しているので,無理なく文法事項を習得することができます。
また,試験で間違えやすい箇所を取り上げて解説するコラム「Typical Mistakes」や,会話や作文での正しい表現の使い分けを解説する「使い分けよう」など,日ごろの学習に役立つコラムもたくさん掲載しています。ポイントとなる箇所には確認問題があるので,自習にもしっかり取り組めます。
〈発展編〉では,〈基本編〉で学んだことを,さらに深める内容を扱っています。たとえば難解な文章を読まなければならない場合など,大学入試対策としても大いに役立ちます。
なお,基本例文の音声は,数研HPや学習アプリ「数研Library」から無料でダウンロードできるのでぜひ活用してください。耳で聞き,自分で繰り返し暗唱することで,自然と英語が定着しますよ。

英語チャートシリーズについてもっと教えて!

わあ,《2STEP構成》のほかにも学習しやすい工夫が盛りだくさんですね。これなら英語が苦手な私もがんばれるかも・・・!? ところで,英語の「チャート式シリーズ」には,ほかにどのような参考書があるのですか?

英語チャートは青・黄・白の3シリ-ズ。また,『DUALSCOPE』の英語表現教科書にも対応

黄チャートレベルの『デュアルスコープ総合英語』のほかに,青チャートの『基礎からの新々総合英語』,白チャートの『ラーナーズ高校英語』があります。『基礎からの新々総合英語』は,難関大学二次試験レベルまで対応したハイレベルな参考書,『ラーナーズ高校英語』は,センター試験レベルまで対応した基礎をしっかり固める参考書です。書店などで読み比べて,自分に合った1冊を選んでください。

なお,今回ご紹介した『デュアルスコープ総合英語』は,2017年4月から発行される英語表現Ⅰの検定教科書DUALSCOPE English Expression Ⅰ』に対応しています。

DUALSCOPE English Expression Ⅰ』と『デュアルスコープ総合英語』は,例文や構成が共通なので,自宅などで英語表現Ⅰの学習をする際は,いっしょに使うととても便利ですよ。
(もちろん,『DUALSCOPE English Expression I』と違う教科書で学ぶ方にも,しっかり役立ちます。)
それはいいですね。教科書と参考書の例文や構成が合っているなんて,わかりやすいかも!
みなさんも,一度書店で手に取って,英語の「チャート式シリーズ」をぜひご覧になってみてください。
あなたのやる気にきっと応えてくれますよ!

  • この記事を書いた人

    コメット先生

    担当教科:英語
    部活顧問:吹奏楽部
    つぶやき:高いところに上るのが好き

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