インタビュー

Studyaid D.B. に携わる数研出版社員の3人にインタビューを行いました。
開発、編集、営業、それぞれ異なる立場からのStudyaid D.B. への想いをどうぞご覧ください。

プロフィール

菊田義規

入社
1998年4月1日
部署
ICT開発部 課長
担当
システム開発
出身校
東北大学大学院 理学研究科 数学専攻
出身地
福島県
菊田さんは、Studyaid D.B.とどのようにかかわっているのですか?

データの作成にも少し携わりましたが、主にStudyaid D.B.のシステム開発を担当しています。

開発部は具体的にどんなことをするのでしょうか?

開発部というと、プログラムを組むというイメージが大きいと思います。実際には、先生方がどういった機能を求めているかを検討したり、その機能を搭載するにあたってどんな仕様にするかを検討したりする部分が多くの割合を占めます。Studyaid D.B.にはシステムだけではなくデータも搭載していますので、その手配や作成にも関わっています。また、先生方からの問い合わせ対応も行っています。

ご自身で担当された中で最も苦労された機能をお聞かせください。

特に思い出深い機能は、2001年のシステムで実装した関数グラフ作成の簡単入力機能です。それまでは、関数電卓のように独自の文法文字列を入力してグラフを作成する必要がありましたが、この実装によって、現在のように書籍と同じ形で数式を入力して直感的に関数グラフが作成できるようになりました。簡単入力の主な仕組みは私が考えましたが、簡単入力で入力した数式から関数グラフを描くための正しい計算式を作るのにとても苦労しました。当時は私にそれほどスキルが無かったため、周りの方々に助けてもらいながら実装することができました。現在では、かつて文法入力だったことも意識することなく、多くの先生方に簡単入力機能をお使いいただいており、この経験は大きな自信につながりました。

他に開発した機能の中でもう少しこうしておけばよかったと思う機能があればお聞かせください。

数式に作表という機能があります。2000年の時に追加し、現在も多くの先生方に使っていただいていますが、ワープロソフトの作表機能と比較してできることに制限が多く、もう少し柔軟な作りにしておけば良かったと考えています。

開発者の立場からStudyaid D.B.をお使いの皆様におすすめの機能を教えてください。

以前はレイアウトのスタイルで用紙の種類や段組みの組み合わせで制限がありましたが、2016年春に完成したVer18システムからは、すべての組み合わせが使えるようになりました。これにより、作成できるプリントの種類の幅が広がりました。例えば、最近よく聞くようになったICTの活用授業において、前に大きく映し出すといった使い方では、横1段が適しています。

今後Studyaid D.B.をどう進化させていきたいとお考えですか?

今までは問題プリントを作るソフトとして20年間改良をしてきましたので、この部分は今後も大事にしたいです。最近では問題を解くだけでなく、探究活動でワークシートを使用するなど、プリントが問題作成以外にも使われることも増えてきています。また、紙に印刷するだけでなく、電子黒板やタブレットにプリントを提示するなど、プリントの用途も広がってきていますので、そういった用途に合ったものも考えていきたいと思います。そして、最終的には紙のプリントだけにとどまらず、デジタルも含めた幅広い教材作成ソフトに発展していけたらと考えています。