入試基礎情報
配点・合格最低点
対策
福岡大学医学部の入試問題は比較的平易である。小問集合が出題される科目もあるが,小問集合に時間をかけすぎないように気をつけたい。また,標準問題を落とさずに高得点を狙いたい。
参考ページ
本書 大学別 問題・解説編 福岡大学 p.382~p.385
出題履歴
英語
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 読解 | 英文和訳 |
2 | 読解 | 内容一致 | |
3 | 文法 | 空所補充 | |
4 | 発音 | 発音・アクセント | |
5 | 英作文 | 語句整序 | |
2014 | 1 | 読解 | 英文和訳 |
2 | 読解 | 内容一致 | |
3 | 文法 | 空所補充 | |
4 | 発音 | 発音・アクセント | |
5 | 英作文 | 語句整序 | |
2013 | 1 | 読解 | 英文和訳 |
2 | 読解 | 内容一致 | |
3 | 文法 | 空所補充 | |
4 | 発音 | 発音・アクセント | |
5 | 英作文 | 語句整序 |
数学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 小問集合 | 小問3題 |
2 | 指数対数,場合の数 | 近似値,場合の数と図形の融合問題 | |
3 | 微・積分法 | 極値,面積 | |
2014 | 1 | 小問集合 | 小問3題 |
2 | ベクトル,数列 | 空間座標,垂線の足,数列の和 | |
3 | 微・積分法 | 接線の方程式,面積 | |
2013 | 1 | 小問集合 | 小問3題 |
2 | ベクトル,数列 | ベクトルの鋭角条件,等差と等比の積の和 | |
3 | 微・積分法 | 関数の増減,凹凸,面積 |
物理
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 力学 | 単振動,衝突 |
2 | 熱力学 | 気体分子運動論 | |
3 | 電磁気 | コンデンサーを含む抵抗回路 | |
2014 | 1 | 力学 | 放物運動,はね返り係数,円運動 |
2 | 熱力学 | 気体の状態変化 | |
3 | 電磁気 | 電流計と電圧計 | |
2013 | 1 | 力学 | 等加速度運動,衝突 |
2 | 波動 | 弦の振動 | |
3 | 力学,電磁気 | ばねの弾性力,電場,電位 |
化学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 小問集合 | 小問3題 |
2 | 理論 | 酸塩基と中和滴定 | |
3 | 理論 | 電池,電気分解 | |
4 | 有機 | 天然高分子,合成高分子 | |
2014 | 1 | 小問集合 | 小問3題 |
2 | 無機 | 陽イオンの分析 | |
3 | 理論 | 沸点上昇・凝固点降下 | |
4 | 有機 | アニリンの合成 | |
2013 | 1 | 小問集合 | 小問3題 |
2 | 理論 | アニリンの合成 | |
3 | 理論 | 混合気体,圧平衡 | |
4 | 有機 | 油脂 |
生物
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 細胞と遺伝子, 生命現象と物質 |
タンパク質,酵素 |
2 | 細胞と遺伝子, 生命現象と物質 |
形質転換,遺伝子組換え,ブルーホワイトセレクション | |
3 | 生命現象と物質 | 植物の組織培養,核移植実験,iPS細胞 | |
4 | 細胞と遺伝子, 生命現象と物質 |
免疫,アレルギー | |
5 | 体内環境 | 自律神経,心臓の拍動調節 | |
2014 | 1 | 細胞と遺伝子, 生命現象と物質 |
細胞小器官,細胞分画法 |
2 | 細胞と遺伝子, 生命現象と物質 |
核のはたらき,カサノリの再生 | |
3 | 環境と植物の反応,生命現象と物質 | 光合成の反応,光-光合成曲線 | |
4 | 環境と動物の反応 | 刺激の受容,味蕾,興奮の伝達 | |
5 | 進化と分類 | 進化説,突然変異,異数体 | |
2013 | 1 | 遺伝子 | クローン羊,染色体の組み合わせ |
2 | 遺伝子 | 遺伝子の発現調節 | |
3 | 内部環境の恒常性 | 尿生成 | |
4 | タンパク質と生物体の機能 | 好気呼吸 | |
5 | 刺激の受容と反応 | 活動電位の誘導 |
2次試験
面接 集団30~40分志望者数推移
科目別分析
英語
福岡大学の英語は標準的なレベルの問題が並ぶ。記述の英文和訳の難易度も高くはない。 標準的な文法・整序・発音に加え,600~700語程度の読解問題を演習し,取りこぼしの無いように得点することが高得点につながる。
物理
福岡大学の物理は基本から標準問題ばかりなので丁寧に解き進めれば完答も目指せる。 マーク式と記述式が出題されるが,近年ではマーク式の方が難易度は高いため注意が必要である。
化学
福岡大学の化学は標準からやや難の問題が出題されるが,分量は多くはないため高得点の争いになる。 標準的な問題集を丁寧にやりこみ典型問題は完答できるようにしたい。知識の漏れや計算ミスには注意したい。
生物
福岡大学の生物は初見の実験問題が出題されることがあるが,その内容やグラフは基本的なものなので冷静に取り組めば決して難しい問題ではない。 対策は基本を確実にし,過去問などを用いて様々な問題に取り組みたい。