入試基礎情報
配点・合格最低点
対策
産業医科大学は問題の難易度が高いだけでなく問題量も多いため,全問を解ききって高得点をあげることは難しいだろう。解ける問題からといて確実に得点していくことが求められている。 普段から標準問題だけでなく難しい問題にも触れ,発想力を鍛えておく必要がある。
参考ページ
本書 大学別 問題・解説編 産業医科大学 p.376~p.381
出題履歴
英語
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 読解 | 空所補充 |
2 | 読解 | 内容説明,英文和訳,内容真偽 | |
3 | 読解 | 英文和訳,内容説明,内容真偽 | |
4 | 英作文 | 自由英作文 | |
2014 | 1 | 読解 | 空所補充 |
2 | 読解 | 英文和訳,空所補充,内容説明,内容一致 | |
3 | 読解 | 英文和訳,内容説明,内容一致 | |
4 | 英作文 | 自由英作文 | |
2013 | 1 | 読解 | 空所補充 |
2 | 読解 | 英文和訳,内容説明,内容一致 | |
3 | 読解 | 英文和訳,内容説明,内容一致 | |
4 | 英作文 | 自由英作文 |
数学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 小問集合 | 式と証明,複素数平面,極限 三角比,確率 |
2 | 微積分 三角関数 |
接線の方程式,面積 2直線のなす角 |
|
3 | 三角関数 | 三角関数の連立方程式 | |
2014 | 1 | 小問集合 | 三角関数,行列,微積分,2次曲線 数と式,三角関数 |
2 | 行列 | 回転,極限,不動直線 | |
3 | 三角比 | 正二十面体の断面,垂線の長さ | |
2013 | 1 | 小問集合 | 場合の数・確率,複素数,積分 |
2 | 積分の応用 | 三角関数のグラフの交点と面積 | |
3 | 微積分 | 3次関数の最大値 |
物理
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 力学 | 放物運動,エネルギー保存 |
2 | 電磁気 | 血流と電流の類似性 | |
3 | 波動 | 屈折と全反射,光波の干渉 | |
2014 | 1 | 熱力学 | ポアソンの関係式 |
2 | 電磁気 | 導体棒,電気振動 | |
3 | 力学 | 円運動,安定点・不安定点の解析 | |
2013 | 1 | 力学 | つりあい |
2 | 熱力学 | 気体の状態変化 | |
3 | 波動 | 光の干渉 |
化学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 理論 | 熱化学 |
2 | 小問集合 | 小問5問 | |
3 | 有機 | 構造決定 | |
2014 | 1 | 理論 | 電気分解 |
2 | 小問集合 | 小問3問 | |
3 | 有機 | デンプンの加水分解 | |
2013 | 1 | 理論 | 周期表 |
2 | 理論 | 電離平衡 | |
3 | 小問集合 | 小問3問 | |
4 | 有機 | 糖・エステル |
生物
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 細胞,遺伝子 系統,分類 |
微生物の培養,代謝,細胞の大きさ |
2 | 細胞,遺伝子 生殖,発生 |
減数分裂,細胞周期 | |
3 | 生命,物質 | 細胞接着,細胞外マトリックス | |
4 | 体内環境, 進化と分類 |
動物の陸上生活への適応 カルシウムイオン濃度の調節 |
|
2014 | 1 | 遺伝 | ファージ,遺伝子の本体 |
2 | 生命,物質 | ES細胞,ノックアウトマウス,PCR法 | |
3 | 動物 | 体液の循環,リンパ液,流出リンパ液 | |
4 | 遺伝 | 伴性遺伝,ライオニゼーション,異数体 | |
2013 | 1 | 多様性 | 化学進化,代謝系の進化 |
2 | 遺伝子 | 腫瘍細胞と遺伝子,抗がん剤 | |
3 | 発生 | ウニ胚小割球の役割 | |
4 | 恒常性 | ホルモン分泌の仕組み |
2次試験
小論文 50点 120分面接 個人20分
志望者数推移
科目別分析
英語
産業医科大学の英語はやや難程度の難易度で,問題量は標準的である。 記述させる問題や自由英作文があるため記述形式や英作文に慣れておくと良いだろう。
物理
産業医科大学の物理は難易度が高く,問題量が多い。出題形式も多岐にわたり,非常に厄介な入試問題といえるだろう。 問題の読解力や計算力が要求されるため高得点をとるのは難しいのではないだろうか。
化学
産業医科大学の化学は大問3問構成で,多くの問題が標準問題である。 基本的な反応式や計算を求められることが多いため,標準レベルの問題集を用いて学習し,高得点を狙いたい。
生物
産業医科大学の生物は大問4問構成で,難易度が高く問題量も多い。典型的な問題が少なく実験に関する論述問題が多く出題されており,考察力が問われる。 普段から知識をつけるだけでなく,その背景や理由まで考えるようにしよう。