入試基礎情報
配点・合格最低点
対策
全体的に問題のレベルは標準〜やや難程度であり,問題量も多くはない。 基礎事項の深い理解を求められる問題が多いので一対一の知識の暗記ではなく,有機的に結びついた知識と思考力が求められているといえるだろう。
参考ページ
本書 大学別 問題・解説編 日本医科大学 p.316~p.319
出題履歴
英語
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 読解 | 空所補充,発音・アクセント,英文和訳 |
2 | 読解 | 空所補充,同意表現,語句整序 | |
3 | 読解 | 空所補充,内容説明,要約,内容真偽 | |
2014 | 1 | 読解 | 発音・アクセント,空所補充,語の定義,英文和訳 |
2 | 読解 | 空所補充,語句整序,正誤 | |
3 | 読解 | 内容説明,英文和訳,空所補充,内容真偽 | |
2013 | 1 | 読解 | 読解総合 |
2 | 読解 | 語句整序,同意表現,空所補充 | |
3 | 読解 | 空所補充,内容説明,内容真偽,同意表現 |
数学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 小問2問 | 確率漸化式,対数,線形計画法,分数関数 |
2 | 積分 | 区分求積法,対数 | |
3 | 積分,極限 | 回転体の体積,極限値 | |
2014 | 1 | 小問3問 | 確率,空間ベクトル,解と係数の関係,三角比 |
2 | 指数・対数 | 不等式の証明,微分 | |
3 | 微積分 | 部分積分,定積分と不等式 | |
2013 | 1 | 行列 | 固有値,行列計算 |
2 | 微積分, 極限 |
不等式,極限値 | |
3 | 微積分, 極限 |
漸化式,面積,体積,極限値 |
物理
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 力学 | 力のつり合い |
2 | 電磁気 | コンデンサー,回路の方程式 | |
3 | 熱力学 | 状態変化,熱力学第一法則 | |
4 | 波動 | 波の式,重ね合わせ | |
2014 | 1 | 力学 | 固定されてない木材打ち込む弾丸, ヤジロベエが安定する条件 |
2 | 電磁気 | RLC並列回路 | |
3 | 力学, 熱力学 |
状態変化,水柱の単振動 | |
4 | 波動 | ドップラー効果,気柱の共鳴 | |
2013 | 1 | 力学 | 万有引力 |
2 | 電磁気 | 運動量保存則 | |
3 | 熱力学 | 理想気体の状態変化,ピストンの微小運動 | |
4 | 波動 | 光の干渉,全反射 |
化学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 無機・理論 | 非金属元素,熱化学,平衡移動 |
2 | 理論 | 蒸気圧,ヘンリーの法則 | |
3 | 有機・理論 | 油脂,ヨウ素価,エステル交換反応 | |
4 | 総合 | 鉄 | |
2014 | 1 | 理論・無機 | ソルベー法,滴定 |
2 | 理論 | 電気分解,分圧と物質量 | |
3 | 有機 | 炭化水素の分類,構造決定 | |
4 | 有機・理論 | 不斉炭素原子,呈色反応,ヨウ素滴定 | |
2013 | 1 | 理論・無機 | オストワルト法 |
2 | 理論 | 平衡,反応速度 | |
3 | 有機・理論 | 構造決定 | |
4 | 有機・理論 | グルタチオンの構造と反応,構成アミノ酸 |
生物
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 生殖・発生, 動物の反応 |
眼の発生と分化,構造とはたらき |
2 | 代謝 | カタラーゼの構造と性質 | |
3 | 細胞, 遺伝情報 |
細胞接着と細胞増殖における遺伝子の役割 | |
2014 | 1 | 植物の反応 | オーキシンと茎の屈性 |
2 | 体内環境 | 尿生成と体液の塩類濃度調節 | |
3 | 遺伝情報 | 真核生物の遺伝子発現調節 | |
2013 | 1 | 生殖・発生, 遺伝情報 |
胚発生とホメオティック遺伝子 |
2 | 細胞・分子 | タンパク質の構造と機能 | |
3 | 遺伝情報 | 遺伝子の転写調節 |
2次試験
小論文 60分面接 個人10分/集団30分
志望者数推移
科目別分析
英語
日本医科大学の英語は大問3問形式で,全て読解問題になっている。問題量は標準的であるが,難易度は高い。 医療・化学が中心になるが,人文系の内容も絡めており,総合的な知識が要求される。
物理
日本医科大学の物理は大問4問構成で,力学・電磁気・熱力学・波動の4分野から1題ずつ出題されている。 問題自体の難易度は難しくなく,量も多くないのでしっかりと演習をつんでおけば大丈夫だろう。
化学
日本医科大学の化学は大問4問構成で,理論・無機・有機分野から満遍なく出題される。問題は考えさせる問題が多く,難易度が高い。 標準から応用レベルの問題集を用いて思考力を鍛えておく必要があるだろう。
生物
日本医科大学の生物は大問3問構成で,実験考察問題の出題が多く,難易度は高い。 記述させる問題もあるため,標準〜応用レベルの問題集を用いてしっかりと演習しておこう。