入試基礎情報
配点・合格最低点
対策
全体的に問題のレベルは標準からやや難であるが,時間に対する問題量がとにかく多いため,全てを解ききることは難しいだろう。 標準的なレベルの問題を正確かつ丁寧に解答する能力が求められているが,現実に合格点をとるためには取捨選択する能力も求められるだろう。
参考ページ
本書 大学別 問題・解説編 杏林大学 p.262~p.267
出題履歴
英語
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 文法・語彙 | 空所補充 |
2 | 会話文 | 空所補充 | |
3 | 文法・語彙 | 誤り指摘 | |
4 | 読解 | 英問英答 | |
5 | 読解 | 英問英答 | |
2014 | 1 | 文法・語彙 | 空所補充 |
2 | 会話文 | 空所補充 | |
3 | 文法・語彙 | 誤り指摘 | |
4 | 読解 | 英問英答 | |
2013 | 1 | 文法・語彙 | 空所補充 |
2 | 会話文 | 空所補充 | |
3 | 文法・語彙 | 誤り指摘 | |
4 | 読解 | 英問英答 |
数学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 確率、数列 | 確率漸化式 |
2 | 式と曲線 | 楕円の接線,2 直線のなす角 角の2 等分線の傾き,軌跡の方程式 |
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3 | 対数関数 | 対数関数のグラフ,曲線の通過領域面積 方程式の実数解条件 |
|
4 | 積分法,極限 | 定積分・極限の計算,無限等比級数 | |
2014 | 1 | 整数 | 約数の個数 |
2 | 三角関数 式と曲線 |
三角関数の最大値・最小値 円と楕円の共通接線の傾き |
|
3 | ベクトル | 三角形の五心 | |
4 | 微積法 | 曲線と接線が作る図形の面積の極限 | |
2013 | 1 | 式と曲線 | 楕円,直線との共有点,無理不等式 |
2 | 三角関数 式と曲線 行列 |
三角関数の最大値,回転行列,極方程式 | |
3 | 微積法 数列,行列 |
定積分で表された関数,変曲点 接線の方程式面積 漸化式,行列とベクトルによる表示,対角化 |
物理
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 力学 | 等速円運動 |
2 | 電磁気 | コンデンサーの充電,電気振動 | |
3 | 波動 | 縦波,波の干渉,レンズ | |
4 | 熱力学 | 気体の状態変化,熱効率 | |
2014 | 1 | 力学 | 円軌道を回る人工衛星 |
2 | 波動 | 気柱の共鳴 | |
3 | 熱力学 | 容器内の液体,気体の加熱 | |
4 | 電磁気 | 内部抵抗を考えた電流計と電圧計相互誘導 | |
2013 | 1 | 力学 | なめらかな床の上の三角柱と その斜面の上の物体の運動 |
2 | 波動 | 波の反射・屈折,ドップラー効果 | |
3 | 熱力学 | 気体の状態変化 | |
4 | 電磁気 | 一様な磁場中の斜面に沿った レール上を滑る導体棒の運動 |
化学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 理論 | 混合気体の圧力 |
2 | 有機 | 油脂と不飽和脂肪酸 | |
3 | 無機 | 気体の性質 | |
2014 | 1 | 理論 | 燃料電池,電気分解 |
2 | 理論・有機 | 元素分析,サリチル酸,グルコース | |
3 | 無機 | 金属イオンの分離・確認 | |
2013 | 1 | 無機・理論 | アルミニウムの製法・性質 |
2 | 有機・理論 | 有機化合物の反応と推論 | |
3 | 理論 | 混合気体の平衡混合気体の圧力 |
生物
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 遺伝情報 | DNAの構造・複製 |
2 | 植物 | 種子の発芽・植物ホルモン | |
3 | 動物 | 視覚 | |
4 | 総合 | サーカディアンリズム | |
2014 | 1 | 代謝 動物の反応 細胞 |
呼吸と代謝 交感神経のはたらき 酵素とその反応速度 |
2 | 動物の反応 | 視細胞のはたらき 盲班の実験 視交叉の実験 |
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3 | 生殖・発生 | ヒトの生殖細胞の形成過程 | |
4 | 生態 | 生存曲線、成長曲線 競争とすみわけ 相異変 |
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2013 | 1 | 体内環境 | 体液中の電解質、腎臓のはたらき |
2 | 遺伝 | 核酸の種類、ゲノム、ショウジョウバエの遺伝 | |
3 | 生殖・発生 | ニワトリ胚の発生 |
小論文
総計600字面接
個人15〜20分志望者数推移
科目別分析
英語
杏林大学医学部の英語は難易度的にやや難程度であるにもかかわらず,問題量もかなり多い。時間配分を意識した対策は必要不可欠となってくる。 全て解答することは厳しいので,取捨選択する能力が求められるだろう。
物理
杏林大学医学部の物理は難易度的には標準程度であるが,問題量はやや多いといえるだろう。 力学・電磁気・波動・熱力学の4分野から満遍なく出題されるため,苦手分野を作らないようにすべきである。
化学
杏林大学医学部の化学は難易度にばらつきがあるものの,最近は連続して易化している傾向にある。 問題量は多いものの,有機分野の出題が少ないため対策はしやすいのではないだろうか。
生物
杏林大学医学部の生物は難易度的にはやや難,問題量は多いと言えよう。 知識問題は標準的なので完答できるようにし,解きにくい考察問題でいかに得点を増やしていくかが合否を分けることになるだろう。