札幌医科大学の入試問題は標準的な問題の出題がおおく，問題集などを用いてしっかりと対策しておけば高得点が狙えるだろう。 その上で，各科目の差がつく問題をいかに取れるかが合否を分ける。

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本書　大学別 問題・解説編　札幌医科大学　　p.202～p.205

長文が3題程度。会話文の欠文を補充する問題は2014年以降，読解問題に組み込まれた。和訳を求める問題はないが，やや複雑な構造の英文に下線部が引かれている場合もあるので，構文把握能力は必要。 また，読解問題の中に英問英答形式の問題が組み込まれており，英作文問題の代用となっている。英文を組み立てる力をつけておくことも必要。

札幌医科大学の物理は標準レベルの問題が出題される。中にはやや易の問題も含まれるため，標準レベルの問題集をこなしてなるべくミスを少なくし，高得点を狙いたい。

札幌医科大学の化学は理論と有機から多くが出題される。無機分野も設問を解くにあたり必要な知識となるので抜けの無いように。 難易度は標準的なものが多く，差がつくのは化学平衡の分野である。

札幌医科大学の生物は幅広い分野から標準問題が出題される。解きやすい問題が含まれていることもあるので時間の配分には気を使い，高得点を目指したい。