入試基礎情報
配点・合格最低点
対策
防衛医科大学校の入試は大きく二つに分けられ,英数国からなる択一式の総合問題と一般的な記述式の問題からなる。 全体として標準的な問題が多いためしっかりと対策をしておけば問題ないが,時間的にはかなり厳しいので,日頃から時間制限を意識して勉強しておきたい。
参考ページ
本書 大学別 問題・解説編 防衛医科大学校 p.192~p.201
出題履歴
総合(択一式)
数学のみ問題公表
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 数学総合 | 小問15問 |
2014 | 1 | 数学総合 | 小問15問 |
英語(記述式)
問題非公表
物理(記述式)
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 力学 | 滑車と物体 |
2 | 波動 | 光の屈折 | |
3 | 電磁気 | 磁束が変化する場での電場と粒子 | |
2014 | 1 | 力学 | 衝突,エネルギー保存 |
2 | 波動 | ドップラー効果 | |
3 | 電磁気 | 磁場中を動く導体棒 |
化学(記述式)
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 理論 | 反応速度,気体 |
2 | 無機 | 系統分析,溶解度積 | |
3 | 有機 | 糖,芳香族化合物 | |
2014 | 1 | 無機 | アンモニア,硝酸アンモニウム,クロム |
2 | 理論 | 浸透圧,小問集合 | |
3 | 有機 | 脂肪族化合物,重合体 |
生物(記述式)
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 動物 | 人体,神経系,細胞 |
2 | 遺伝子 | DNA,酵素 | |
3 | 遺伝 | 細胞,染色体,遺伝子 | |
4A | 植物 | 生態系,多様性 | |
4B | 生物群 | 生物の進化と系統 | |
2014 | 1 | 動物 | 刺激の受容 |
2 | 動物 | バフンウニ,生殖,発生,生態 | |
3 | 生命 | 代謝,光合成 | |
4 | 生命 | 輸血 |
小論文
身体検査
志望者数推移
科目別分析
総合(択一式)
数学は小問集合15問となっている。全範囲から出題されており,苦手分野を無くしておきたい。 英語・国語と合わせて90分となっており,時間的にかなり厳しい。選択問題でその中に解答が無いこともあるので,注意したい。
物理(記述式)
防衛医科大学校の物理は大問3問構成であり,理科2科目で120分となっている。難易度的には標準的な問題が並ぶ。 一見難しそうではあるが問題文をよく読めば典型的な内容なので,典型問題について解けない問題は無くしておきたい。
化学(記述式)
防衛医科大学校の化学は大問3問構成で,理科2科目で120分となっている。理論・無機・有機から幅広く出題される。 問題のレベルは標準的なので,標準レベルの問題集を用いて演習をつみ,素早く解答を導けるようにしておきたい。
生物(記述式)
防衛医科大学校の生物は大問4問構成で,理科2科目で120分となっている。2015年は大問4が選択問題となっていた。 問題の難易度自体は標準的であるものの,問題文が長いことと,論述問題が多いため,時間的には厳しいと思われる。標準レベルの知識はしっかりと固めておきたい。