名古屋大学 医学部医学科

入試基礎情報

配点(2次)・合格最低点

対策

名古屋大学の入試問題は標準〜やや難程度の難易度ではあるが,考えさせる問題や記述問題が見られる。こういった問題は差がつきやすいので,過去問等を参考にしっかりと対策しておきたい。

参考ページ

本書 大学別 問題・解説編 名古屋大学 p.92~p.95

出題履歴

英語

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 読解 和訳,内容説明問題,英文選択補充,欠語補充(選択肢あり)
2 読解 内容説明問題,和訳,英文補充箇所選択
3 会話文 英問英答,自由英作(40語〜50語)など
4 英作文 和文英訳
2014 1 読解 欠文補充(選択肢あり),欠語補充,語句整序,説明問題,和訳
2 読解 和訳,欠語補充(選択肢あり。必要に応じて語変形)など
3 会話文 英問英答
4 英作文
2013 1 読解 和訳,理由説明問題,要約英文に欠語補充
2 読解 同意語句を本文から抽出,要約文選択,語句制す序,欠語補充,和訳,内容説明問題
3 会話文 英問英答,語句整序,欠語補充,語義説明,内容真偽
4 英作文 和文英訳

物理

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 力学 円運動,衝突
2 電磁気 電磁誘導
3 熱力学 熱サイクル
2014 1 力学 衝突
2 電磁気 磁場,導体,ローレンツ力
3 波動 光波,屈折
2013 1 力学 モーメント,つりあい
2 電磁気 電場と電位,荷電粒子の運動
3 波動 気柱の共鳴,ドップラー効果

化学

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 無機・理論 ヘンリーの法則,溶解度積
2 無機・理論 反応,熱化学
3 理論 電気分解
4 有機 芳香族化合物
5 有機
2014 1 理論 リチウムイオン電池,熱化学
2 無機・理論 塩,凝固点降下,気液平衡
3 無機 アルミニウム,ケイ素,銅
4 有機 芳香族,高分子
5 有機
2013 1 理論 気体
2 無機・理論 鉄,銅,アルミニウム
3 理論 反応速度,化学平衡,固体の溶解度
4 有機 脂肪族化合物
5 有機 天然高分子,合成高分子

生物

年度 問題番号 区分 内容
2015 1 動物 感覚,行動
2 生殖・発生 重複受精,胚と胚乳,遺伝
3 遺伝子 遺伝物質,遺伝暗号の解読
4 生態系 地球温暖化,バイオームの変化,昆虫と植物
2014 1 生命 進化,血液循環
2 遺伝・植物 突然変異,トランスジェニック
3 遺伝子 PCR法,DNAクローニング
2013 1 総合問題 遺伝子,バイオテクノロジー,免疫,遺伝
2 発生 視覚,神経系
3 固体群 花芽形成,窒素同化

面接

 個人15分

志望者数推移

科目別分析

英語

英文レベルは毎年高め。それでいて文脈をよく理解した上でないと解答できない問題も含まれ,英語力と一緒に知力を試すような問題といえる。和文英訳は難化傾向にある。高めのレベルで練習しておくこと。なお,2015年度は会話問題中で自由英作と言える問題が含まれていた。

物理

名古屋大学の物理は大問3問構成であり,力学と電磁気は必出となっている。難易度は標準的であるが,各大問の後ろの方の設問には考えさせられる問題もある。標準〜やや難程度の問題集を繰り返し,典型問題の処理能力と思考力を養っておこう。

化学

名古屋大学の化学は大問5問構成で,理論・無機・有機分野から満遍なく出題されている。標準的な問題が多いが,中には思考力を求められる問題があるので考察力を鍛えておきたい。問題量が比較的多いことに注意したい。

生物

名古屋大学の生物は大問3〜4問構成で,標準〜やや難程度の問題が並ぶ。基本的な知識をしっかり身に付けたうえで演習をつめば高得点を狙うことができるが,論述問題が多いため,こちらもしっかりと対策しておきたい。

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