福井大学医学部の入試問題の難易度は標準的なレベルであるものの，時間的に厳しい一面がある。標準レベルの問題を素早く正確に解けるよう対策をしておくとよい。

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本書　大学別 問題・解説編　福井大学　p.70～p.73

最初の長文は欠語補充(選択肢あり)。熟語や文法知識だけでなく，文脈を把握しないと解けない問題が入っているので軽視しないこと。2,3の長文は記述解答主体。他大学にもよく見られる内容説明問題，理由説明問題が主。問題が標準的なだけに，最後の自由英作で頑張りたいところ。

福井大学の物理は大問が2題で出題される。初めて見るような問題が出ることもあるが，しっかりと基本事項をおさえていれば難なく解けるであろう。

福井大学の化学は有機と理論を中心に出題される。しかし2015年には無機分野からの出題もあり，苦手分野を作らないことも大切である。

福井大学の生物は様々な分野から3題出題される。設問数が多いため素早く処理できるよう演習を積み重ねる必要がある。