入試基礎情報
配点(2次)・合格最低点
対策
富山大学医学部の入試問題は難易度的には標準的であるが,幅広い分野から出題されることが多いため,苦手分野を作らないように対策をすすめておきたい。
参考ページ
本書 大学別 問題・解説編 富山大学 p.62~p.65
出題履歴
英語
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 読解 | 理由選択,背景説明,語句整序,欠語補充,和文に日本語で補充,指示内容説明問題,内容真偽 |
2 | 会話文 | 空所選択補充,英問英答 | |
3 | 英作文 | ||
2014 | 1 | 読解 | 理由選択,理由説明問題,内容説明問題,内容真偽,和訳など |
2 | 会話文 | 語句整序,英作文,適語選択,欠語補充 | |
3 | 英作文 | (1) ストーリーを150語程度で表現 | |
4 | 英作文 | (2) 自分の考えを80語程度で英作 | |
2013 | 1 | 読解 | 反意語抽出,内容説明問題,要約文に欠語補充,語句整序,内容真偽 |
2 | 読解 | (1) 適語選択 | |
3 | 会話文 | (2) 会話文中の和文英訳,欠語補充など |
物理
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 力学 | 放物運動,ばね |
2 | 電磁気 | 電磁力 | |
3 | 熱力学 | 熱力学第一法則 | |
2014 | 1 | 力学 | 放物運動,はね返り |
2 | 電磁気 | 電場 | |
3 | 波動,熱力学 | レンズ,熱力学第一法則 | |
2013 | 1 | 力学 | ゴムひも |
2 | 電磁気 | ローレンツ力,電流電圧特性 | |
3 | 波動 | 平凸レンズの縞模様 |
化学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 理論 | 金属の電解精錬 |
2 | 理論 | 理想気体,蒸気圧曲線 | |
3 | 有機 | 構造決定 | |
4 | 有機 | アミノ酸 | |
2014 | 1 | 理論 | 酸化還元 |
2 | 理論 | 気体 | |
3 | 有機 | 構造決定 | |
4 | 無機 | リン | |
2013 | 1 | 無機 | ナトリウム |
2 | 理論 | 燃料電池 | |
3 | 有機 | 構造決定 | |
4 | 有機 | 人体と化学 |
生物
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 遺伝子 | ニューロンの新生 |
2 | 発生 | 細胞の分化 | |
3 | 生殖 | 被子植物の生殖 | |
4 | 神経 | ニューロン | |
5 | 集団,生態 | 生物濃縮,生態系 | |
6 | 進化 | 進化と系統 | |
2014 | 1 | 進化 | 進化論,実験方法 |
2 | 光合成 | 環境と植物の反応 | |
3 | 刺激 | 刺激応答 | |
4 | 細胞 | 配偶子形成,発生・分化 | |
5 | 遺伝子 | メンデルの法則,タンパク質の合成 | |
2013 | 1 | 分類 | 原核生物 |
2 | 細胞 | 細胞膜の働き | |
3 | 体内環境 | 体内環境の恒常性維持 | |
4 | 種子 | 種子の形成,遺伝子 | |
5 | 進化 | 進化と分類 | |
6 | 集団 | 生態系 |
小論文
総計600字面接
個人15〜20分志望者数推移
科目別分析
英語
記述解答中心ではあるが,設問形式は多様。反意語を文章中から探させたり,本文で言われていることの理由をまとめた日本文の一部を補充させる問題など,やや毛色の変わった問題も出る。ただ,問題が特に難しいわけではなく,合格者の集団では英語で得点差はつきにくい。それだけにそつなく得点できるようにしたい。
物理
富山大学の物理は標準的な問題が3題出題される。2014年には大問3が二つに分かれ,実質大問4つであった。難易度は標準的なので典型問題を素早く処理できるように演習を積むとよい。
化学
富山大学の化学は各分野から幅広く出題される。無機・有機分野では知識を問う設問が多いため,日頃から知識の確認を怠らないように心がけよう。
生物
富山大学の生物は選択問題が含まれる年もあり,5題を解答する。幅広い分野から出題されるため標準的な問題集をまんべんなくこなし,全ての分野で得点がとれるようにしたい。