入試基礎情報
配点(2次)・合格最低点
対策
千葉大学医学部の入試問題は標準〜やや難程度の難易度であり,まずは標準レベルの問題を確実に解けるようにしておきたい。その上で記述や思考力問題の訓練もしておこう。
参考ページ
本書 大学別 問題・解説編 千葉大学 p.40~p.43
出題履歴
英語
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 読解 | 内容説明問題,和訳,語句整序,本文の要約英文に欠語補充 |
2 | 読解 | 内容説明問題,和訳,理由説明問題 | |
3(A) | 英作文 | 英作文,指定語句を使っての英文書き換え | |
4(B) | 読解 | 欠語補充 | |
2014 | 1 | 読解 | 内容説明問題,和訳,主張が現れている文を抽出 |
2 | 読解 | (設問は英文)理由説明問題,和訳,語句整序,欠語補充,主張との内容真偽文選択 | |
3 | 英作文 | 文章中に配置された和文を英訳 | |
2013 | 1 | 読解 | 内容説明問題,指示内容説明問題問題,和訳,語句整序 |
2 | 読解 | 前置詞補充,和訳,指示内容説明問題,欠語補充(選択肢あり),本文内容の要約,英文に欠語補充(選択肢あり) | |
3 | 英作文 | 文章中に配置された和文を英訳 |
物理
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 力学 | 小球と可動台の運動 |
4 | 力学,電磁気 | 電流が磁場から受ける力,単振り子 | |
6 | 波動 | ドップラー効果 | |
2014 | 2 | 力学 | 非慣性系での小球の衝突 |
5 | 電磁気 | 電場・磁場中の荷電粒子の運動 | |
7 | 波動 | ばねを用いた縦波のモデルと単振動 | |
2013 | 2 | 力学 | 単振動,非慣性系 |
4 | 電磁気 | 磁場中を移動するコイル,インダクタンス | |
6 | 波動 | 弦,共鳴 |
化学
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 2 | 理論 | 電気分解,ヨウ素滴定 |
3 | 理論 | 熱化学,蒸気密度法 | |
4 | 有機 | 芳香族化合物,構造決定 | |
6 | 有機 | タンパク質の分類,酵素,アミノ酸,電気泳動 | |
2014 | 2 | 無機・理論 | ハーバー法,結合エネルギー,気相平衡 |
3 | 理論・無機 | 硫黄,電離平衡,溶解度積 | |
4 | 有機 | 構造決定 | |
6 | 有機 | アミノ酸,ペプチド,イオン交換樹脂 | |
2013 | 1 | 理論・無機 | 亜鉛,実験 |
3 | 理論 | 気体 | |
5 | 有機 | 脂肪族化合物 | |
6 | 有機 | 糖 |
生物
年度 | 問題番号 | 区分 | 内容 |
---|---|---|---|
2015 | 1 | 植物 | 光合成 |
4 | 生命 | 生殖,発生 | |
5 | 遺伝 | 遺伝子,減数分裂 | |
6 | 生命 | 免疫機能 | |
2014 | 1 | 細胞 | 発生・タンパク質 |
5 | 生命 | 体液,免疫,酵素 | |
6 | 動物 | 呼吸,筋収縮 | |
8 | 植物 | 進化,系統・分類 | |
2013 | 1 | 動物 | 細胞組織,再生 |
4 | 遺伝子 | 突然変異,染色体 | |
6 | 生命 | 免疫系 | |
8 | 遺伝子 | ハーディ・ワインベルグの法則,遺伝 |
面接
個人8分志望者数推移
科目別分析
英語
英文は難しくなく,語句注も豊富。ただし,解答の記述量は多いので,時間配分を考慮しつつ,完成度の高い解答を書かないと合格点に達することは難しい。英作文は平易な英文で答えれば十分だが,周囲の英文の文体との整合性にも気を配ってほしい。
物理
千葉大学医学部の物理は大問3問構成で,標準的なレベルの問題が並ぶ。物理現象を正確にイメージ出来るようにし,標準的な内容の問題を確実に解答できるようにしておくと良いだろう。高得点を求められるので,しっかりと対策をしておきたい。
化学
千葉大学医学部の化学は大問4問構成で,標準〜やや難程度の問題が並び,出題範囲も幅広い。基本〜標準レベルの問題を確実に得点するのは当然として,論述が多いことや,計算過程の記述を求められることに注意しておきたい。
生物
千葉大学医学部の生物は大問4問構成で,標準〜やや難程度の問題が出題される。標準〜やや難程度の問題集をやっておくことは当然として,論述問題や考察問題も出題されるので,こちらもしっかりと対策しておきたい。